京都旅行2日目 ---A trip to Kyoto 2---
京都2日目は朝から良いお天気でした!
雨の京都も風情があって良いんだろうけれど、新緑の季節に訪れたからにはやはりピーカンの青空が見たい!
という願いが見事に叶い、朝からハイテンション♪
大原
中学生の頃は「なんだか淋しくて広いとこだなぁ」としか思わなかった大原三千院、しかしその後成長するにしたがって色々な情報を得ては「淋しいんじゃなくて風情のある場所だったのでは・・・!」と気付き、ああ行きたいな行きたいなと願っていた三千院。
そして会いたかったのは・・・この子!
にゃー。
大原名物、大原猫。きっと京都猫、大原猫としての誇りをもって毎日ごろごろしているに違いない!かわいい!
家族連れもみんなで三千院参りです。
往生極楽院。この中に阿弥陀三尊がいらっしゃいます。
阿弥陀と阿弥子でどうしても親近感を覚えざるを得ないのは割り引いても、この平素な極楽院の存在感は素晴らしいものがありました。
極楽院付近にいたトカゲ。大きくてとてもキレイで、かわいい顔をしている。2匹で幸せそうにちょろちょろ遊んでいました。
お地蔵様も素敵だけれど、とにかく三千院はこの苔と、苔に落ちる木漏れ日の美しさに尽きます!あまりに美しくて、わたしは心ここに有らずな感じになりました。
ロマンチスト全開でものを言いますが、三千院のお庭は一言で言うと天国のようだった。まさに極楽浄土。漂う空気は神々しく、魂が浮遊するような。
この苔の上、木の根もとに寝転がっているうちに体が朽ち果て、その体の上を木漏れ日の光と影がすべっていく毎日が永遠に続く、そんな天国だったら素敵すぎると思いながらわたしは三千院を去りました。
要は素晴らしいということです。筆舌に尽くしがたい。
ちなみにこのあと夫が一日目の夜と同じく「あの蕎麦屋はおいしそうだった!」と言うので「そうかもそうかも」と思って入った蕎麦屋は外れでした笑。そんなこともあるよね、次いってみましょう♪
詩仙堂
この門構えからして既にたまらない。素敵すぎて・・・なんとなくなイメージですが、人をもてなす優しさと、あと「自分の庭」というエゴ×エロスが感じられます。ほんとに言いたい放題な感想でごめんなさい笑。
大原の「精神が浮遊するような幸福感」の庭と違って、どちらかというと精神が凛と研ぎすまされるような、それでいて癒されるような印象のお庭。
白砂と、白砂に落ちる植物の濃い陰影が美しいです。ため息出てしまう。
建物もとても良い。
鹿おどし。乾いた、でも深い余韻の残る音を出していました。静寂を破る音が、逆に心を鎮めてくれるのはどういうわけでしょう。そして苔が奇麗ですねぇ。。。
実はお庭は思っていたよりもかなり広がりがありました。元は文人の山荘だったと言いますが、「趣味が高じて風雅に転ず」という印象のお庭でした。もちろんいい意味で。このお庭を作り、過ごした人の視線が感じられる場所でした。
曼殊院門跡
青蓮院門跡と同じく、皇室一族の方が住職をつとめた曼殊院門跡。ここは「お庭」というより、建物の印象がとても強かったです。
建物を中心として、その中にうまくお庭が存在しているというか。詩仙堂は逆にお庭の中に建物がある印象。
建物は残念ながらあまり写真を撮れないのでしたが、夫は小さなお茶室などをとても気に入っていました。わたしも建物の中の緩急のつけかた、広かったり狭かったり、暗くなったり明るくなったりというその構造に感心しきりでした。
詩仙堂と曼殊院門跡は同じ地域にあり、その地域を歩いたこともとても印象深いです。2日目はあまりにも素晴らしかった反面、わたしは色んなことを考え始めてしまい、、いや色んなことではないや、たった1つのことです。
その1つのことを最後に総括としてまとめたくて、実はこの3日間の記録を書いています。
この日はこのあと恵文社に寄って観光は終わり。京都風お好み焼き(東京のと何が違うのかよくわからないけれど。。)を食べたり、清水寺周辺の焼き物のの店でお皿を買ったりして宿に戻りました。
では3日目を乞うご期待!今日は途中で記事が消えて心が折れそうになりました。涙