テレビ進化論



最近読んだ本です。
感想かくのは得意ではないですが、興味深かった。とてもシンプルでわかりやすいです。
放送と通信の融合政策、著作権、コンテンツビジネス、youtube・ニコニコ、itunesなど・・・界隈のお話、そしてそれらがどのような近未来を作っていくかについての総合的なお話。

この本でも、たぶん世の中の色々な本でも言われているし、色々な人が考えているんだろうけど、世界の産業構造はとても変わろうとしているんだなぁ。
わたしのような一介のサラリーマンが「セカイノサンギョウコウゾウ」とか言っても「・・・どうした!?」という感じでしょうけど笑、
でも昔から感じていたことが今本当に本当に、目の前にあるんだなぁと思う今日この頃。
高校生〜大学1年生のとき、わたしは世界の農業政策(穀物政策)にすごく関心を持っていて、簡単に言うと自給率とか、日本とEUの農業政策の違いとか、とても憂いていたのです。

え、それがどうしてテレビとかコンテンツビジネスとかと関係あるのかと思われるかもしれないけれど、関係あると思う。全部。
資源とか環境とか、そういう「基盤」的なもののの上に農業やら他のいろんな産業が立脚しているんだから、基盤が崩壊しかけていたらその上にあるものも変わらざるをえないし、
大量生産大量消費とか一極集中、そんな言葉はもう今の世の中にはあてはまらなくなりつつあるし。
ものづくり、マスメディア、広告、資本主義(これは最後の牙城かなぁ)とか、全部全部たぶん変わろうとしているよね。むー。
もちろんいつの時代だって、全てのものは変化していたけれど、今かなり大きくて速い変化の波がこようとしているなぁ。と考えております。
どうせ変わるなら、今よりもっともっと素敵な時代にしたいですねぇ。

うちの門の前に赤じそがはえていることに驚きと感動をおぼえつつ、セカイノサンギョウコウゾウについても考えるあみこでした。